MT.netとソフトウェア版の「MTEntries」違い
昔からよく使うMTタグ「MTEntries」、最近はコンテンツタイプを使うことあり出番がちょっと少なくなった感じはしますが、
まだまだ一般的なお知らせなど記事投稿で運用できるものに関しては、記事としてエントリーしてもらい、
「MTEntries」で出力するという定番の方法をとっています。
MT.netに関しては、コンテンツタイプがないので必然的に「MTEntries」で出力する方法になりますが、
ソフトウェア版とMT.netでは少し違いがあるので、そのあたりちょっと触れてみたいと思います。
記事のデフォルト出力件数について
この単純な「MTEntries」でデフォルト何件出力されるのか?
<mt:Entries> <p><a href="<$mt:EntryPermalink$>"><$mt:EntryTitle$></a></p> </mt:Entries>
ソフトウェア版の場合
ソフトウェア版では、対象サイトの「設定」→「投稿」で表示される「表示される記事数」がデフォルトの出力件数になります。
サイト作成直後のデフォルト値としては、「10」が設定されているので、「MTEntries」のデフォルト出力件数は10件になります。
この値を変更すると「MTEntries」で出力される件数は変わりますが、昔から運用されているサイトでは「9999」になっていることもあるので、「えっ、そんなにいっぱい出力するつもりないのに。。。」ということも。
とはいうものの、実際に以下のように「MTEntries」タグ内で出力件数を指定することがほとんどなので、上記の「表示される記事数」を確認することはあまりないですね。
<mt:Entries lastn="5"> <p><a href="<$mt:EntryPermalink$>"><$mt:EntryTitle$></a></p> </mt:Entries>
「表示される記事数」を「9999」にして、インデックステンプレートなどで全記事を出力するというような使い方をしているのを見かけたりもしましたが、「9999」以上あった場合、全記事出力できません。
なので、全記事出力する場合も「表示される記事数」は利用しません。
全記事出力する場合は、「「lastn="0"」」とすることで出力できるようになります。
MT.netの場合
MT.netでは、サービス側で「10」件と設定されています。
またソフトウェア版と同様で「lastn」で出力件数の指定ができます。
ただし、「lastn」で指定できる上限が「100」になります。
なので、以下のように「150」を指定しても150件は出力されません。上限の100件で終了します。
<mt:Entries lastn="150"> <p><a href="<$mt:EntryPermalink$>"><$mt:EntryTitle$></a></p> </mt:Entries>
また、ソフトウェア版で全件出力するのに「lastn="0"」としましたが、MT.netでは無効になります。
MT.netでは「lastn="all"」という使い方がありますが、最大100という制限はかかります。
サービスという特性上、パフォーマンスなどもあるので、こういった制限があるのだと思います。
一応、全件出力する方法はあるのですが、ここでは控えておきますね。